仕事と家庭の両立

女性が仕事を続けていく上で悩むことや難しいことはたくさんあります。その中でもやはり結婚や出産という、人生の転換期が訪れるときが一番の悩みどころではないでしょうか。最近では結婚しても仕事を続けていくという女性もかなり増えてきました。結婚することで夫となった人との同居が始まるわけですから、今までと同じような生活ではなくなることが多いと思います。
専業主婦であれば家のことは妻がひと通りやるのが普通でありますが、共働きの家庭では働いているという条件は一緒ですからそれぞれ分担することが大事だと思います。しかしある調査によれば共働き家庭でも、夫の家事にかける時間より妻の方が長く、平均で3時間半ほどとなっているといいます。子どもがいない、共働きの夫婦でもこれだけ差があるようですが、子どもが生まれれば妻の負担はより重くなります。そのときに、仕事と家庭の両立が出来るのか、という不安が誰でもよぎると思います。それでも実家が近かったり保育園がすぐ決まっていたり、雇用先も子育てに理解のあるところで時短制度が利用できるなどという恵まれた環境であれば両立していこう、と思えるかもしれませんが、保育園が決まらなかったり雇用先での子育て支援があまりなかったりすると、自分たちだけでどうにかしなくてはいけません。
仕事と家庭の両立をしていくには、自分の努力はもちろん夫や仕事先の理解、協力がなければ成り立ちません。そうしてもらえるように、自分の状況を予め伝えておきよく話し合うことが大事です。